2009年04月28日

大和町内ヶ谷市有林内の「大和三柱鳥居」を見てきました。

 内ヶ谷ダムの建設予定地には、45年ほど前までわずかですが人が住んでおられました。ダム建設に伴ったわけではありませんが、生活が不自由という事で、山を越えて大和の中心部へ移って行ったという事です。

 その建設予定地とは少し離れた所に、平成16年9月に揖斐郡大野町の山村砕石から寄付された578,51haの広大な山林があり、郡上市有林として管理することになりました。人工林170,87ha、天然林405,57ha。

 今日はその市有林と頂上近くにあります「三柱鳥居」を見学に行ってきました。{北緯35度46分49秒、東経136度49分4秒、海抜920メートル}に位置しています。平成6年8月1日建立。おそらく議員になっていなかったら行くことは無かったと思います。そこで、なんとしても皆様にもご報告申し上げておかねばとブログしています。

 沢を登り2時間ほどで、その鳥居に到着したのですが、「三柱鳥居」がポツンと建っていました。三本の柱があって三つの鳥居を組み合わせたものです。初めて見るもので、不思議な感じがしました。

 全国に大和を含めて7箇所あります。有名なのが京都太秦の木嶋神社、墨田区向島の三囲神社。三井家から移築、三井家の氏神が三囲神社にあります。

 さらに、長崎県津島の和多都美神社、奈良県桜井市大神教会、徳島県名西郡神山町、そしてもう一つが岐阜県奥洞戸栗原底津丸山山頂。

 大和町の時代、かの地を利用してリゾート開発してゴルフ場を計画したのですが、頓挫。その頃に立てられたものだと思います。何か三井の神様にでもお願いをしたのでしょうか?

 使用してある材木も決して新しくは無く、組み合わせも少々雑な感じを受けました。開発の失敗とともに神様も用なしになってしまったのでしょうか。

 神秘さを感じつつも、深く考えるべきことでもないのかとも感じております。

 冷たい風の吹く日となりましたが、歩くと汗が流れ大変すがすがしい一日となりました。

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posted by 森よしと at 21:07| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
去年の夏以来、北緯35度46分49秒、東経136度49分4秒を頼りに4回の調査を行い、2009/4/5に三柱鳥居を発見しました。板取から大和町に向かう林道の通行止め地点から尾根上を西に向かうルートです。
市会議員さんが三柱鳥居に興味を持っていらっしゃる事は嬉しい限りです。
上記のHPにこのページへのリンクを貼らさせて頂きました。
奥洞戸栗原底津丸山山頂の三柱鳥居は取り壊されたと聞いています。
太秦の木嶋神社の三柱鳥居は江戸時代の建立で今の所、最古の物と思われますが、
太秦という事から秦氏との関係が推察され、信仰自体は古代まで遡るのではないかと思っています。
ちなみに妻の実家は多治見市です。
Posted by mkun at 2009年05月06日 08:00
 コメントありがとうございます。板取側からのルートも機会があれば、一度チャレンジしてみたいと思います。
Posted by 森よしと at 2009年05月07日 07:36
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