2008年09月25日

決算認定特別委員会

 9月議会もあとわずかとなった。この議会は、平成19年度予算の決算がメインとなる。決算認定特別委員会の委員長には、大和町選出の森藤議員、副委員長に八幡町選出の上田議員が指名された。

 9月24・25日の2日間みっちりと行われた。ここまで時間をかけると、分からなかったことも分かってくるから不思議だ。
 
 私は平成19年度予算の編成時には、いなかったわけで、はじめて目にすることが多いのだが、質問をしたり他の議員と執行部の会話を聞く中で、見えてくることがありがたい。

 特に共産党議員の姿勢には、学ぶこことが多い。主義主張は、まったく相容れないのだが、分からないことがあればとにかく挙手し質問をする。60パーセントの時間を独占しているかもしれない。唯一の共産党だという責任もあるのだと思う。

 執行部も彼一人の対応に苦慮することになる、さすが知恵を出し合ってとにかく理解をしてもらうのだが・・・。納得したと思っても絶対オーケーは出さず、全てに最後は反対を表明する。ここまでくるとどうしようもない。

 一人だからまだいいが、2人3人と増えたら大変だろうと思う。ちなみに、隣の下呂市は、共産党議員4名で、議会は混乱状態らしい。
 
 しかし、彼を批判することは簡単だが、むしろ彼の真剣さから学ぶべきだ。マインドが問題だ。

 彼らよりも郡上市を、さらに日本をどれほど愛しているかなのだと思う。彼らの見ていることを、彼らの視点でなく、正しく深く考察できるかにかかっている。

 委員会の中身については、明日以降に。

 
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2008年09月21日

郡上市交通安全市民大会

 合併5年目にして始めて、市主催で交通安全大会(共催 郡上警察署、郡上地区交通安全協会、郡上安全運転管理部会、郡上市自治会連合会、郡上市シニアクラブ連合会、郡上市PTA連合会、郡上市教育委員会)が開催れた。
  
      大会次第

   交通事故犠牲者への黙祷

   日置市長挨拶

   共催者挨拶  郡上警察署長他

   来賓祝辞   野島県議、郡上市議会議長

 
 郡上市内の交通事故発生状況は108件、死亡数(24時間以内に死亡)3人、負傷者170人、物損事故1,097人。
 
 死亡者だけ見ると、平成13年までは、10人を越えていたが、14年から一桁となっているが、平成20年が3人で、8月現在で並んでいる。

 しかし、24時間をわずかすぎてなくなった方(潜在的死亡者)が、2名の為昨年を更新してしまっている。さらに、まだ後4ヶ月ある。何とか今後事故(特に死亡事故)のない事を祈る。
 
 場所としては、156号線が多い。「国道156号対策」というらしい。また、56パーセントが高齢者。気をつけてほしい。
 
 岐阜県警察音楽隊の演奏があり、様々なトークを交えながら、しっかりと学ぶことができました。
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鮎走白山神社祭礼 9月18日

 いつからだったか、鮎走の祭礼が9月18日に行われることになっていた。今日がその日。
 
 確か岐阜県だけだと聞いたが、金幣社、銀幣社、今日教わったのだが、白幣社とあるそうで、わが神社は銀幣社。石徹白神社、長滝神社は金幣社。やっぱり銀より金のほうが格式は高いのだとか。
 
 検幣使として、その石徹白白山神社の上杉宮司が、神職として、大鷲の下谷 寿さんと切立の明松裕一さんに来ていただいた。さらに、来賓として、神社庁郡上支部長の三島清見さんが来られた。
 
 氏子の皆様にも心からお礼を申し上げます。特に、総代をおつとめの山下さとしさんには、頭が下がります。退職されて高鷲に帰られて、あまり地元の事情にお詳しくないはずですから。私も、同じ苦労をしておりますが、がんばってください。私もがんばります。

 9月1日から、練習して今日を迎えた祭保存会の皆様に深く感謝を申し上げます。獅子舞や神楽の途中雨も止んで、久々に多くの人が駆けつけてくださった。大神楽は、3年に1回ということになっており、今年はその年では無いらしい。

 しかし、よく目を凝らしてみても子供たち(小学生)の姿がない事に気づきました。いつもなら、祭の日は、半日で帰ってくるはずなのに。どうしたんだろう。実は、この私は、小学校の鮎走支部長をおおせつかっているのですが、私の責任だったのかと不安になっています。後日確認をします。

 家には、親戚の皆さんが来てくださって、大変よく飲みました。祭はいいですね。日本人は祭り大好き人間が多い。
 
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2008年09月20日

上水道について(一般質問)と答弁

「水道」について

 最後は「水の問題」についてであります。「水利権」という言葉がかつて話題になりました。渇水時に目の前を水が流れていながら、大昔に「水利権」が決められたままで、困ったときに利用できないといった国内問題です。
 
 そして今や、石油と同様、水は世界の「紛争」の原因となり、大問題に発展しています。地球温暖化による砂漠化、水不足を招く地域どうしの対立は増加。特に、アフリカ、中東、地中海では国境をまたいで川が流れているため、水の確保こそ国の安全保障の基礎となっているのです。

  さらに、紛争の増加とは裏腹に、水はビジネスチャンスを生み出してもいます。水の料金はあがり、今や「上下水道」、「淡水化事業」の市場は世界で70兆円とも80兆円とも言われ、フランス、イギリス、アメリカ合衆国、ドイツなどは、水の供給ビジネスで多国籍企業を目指しています。食糧の輸入国家日本にとって、食料の高騰の波が押し寄せてくることは必至といわれます。

 話を郡上市に戻します。大変水に恵まれているわが市ではありますが、歴史的にはそれぞれの地域で困難な問題が多いことを承知の上、あえてご質問をさせていただきます。合併時の条例により平成21年度から上水道・簡易水道料金が統一化されるわけですが、下がるところ、上がるところそれぞれですが、不平等感を腐食できず、新市長になられて今一度ご検討いただけないものかと存じます。

 私は、こういった立場に立つまで知らなかったのですが、郡上市の簡易水道設備に大きな差があることを知りました。田舎の水はうまいからそれで良いと、単純に考えていたのですが、いざ安全性という点で考察すると大いに問題があります。
 
 条例制定時にもおそらく問題になったとは存じます。高鷲村当時は、それぞれの組で管理をし、近代的設備もせず、値段を安く抑えていたとも聞きました。しかし、あくまでも値段にみあったもので辛抱し、行政にも迷惑をかけず、自分たちで管理努力をしていました。

 「自分たちの責任だろう」といわれる方いました、間違いではないと思いますが、今やどうすることもできません。しかし、現実を知っていただきたい。私の地域(大洞飲料水供給施設)、わずか20軒ほどですが、大雨になると水がにごり、風呂の水は土や泥が沈殿します。長いときは、にごりが3日ほどは続きます。
 
 クリプト原虫が水に入ると人体に有害だそうですが、水がにごる時、発生するものなのです。さらに、ボイラーなどのハイテク機材が作動しなくなるほどです。秋には、枯葉が腐り水に溶け込むと、微粒子ですから浄化されません。井戸水でもなければ、もちろんこの水を飲むことにもなります。こういったことを、当然のことと思っていました。ひるがの地区は水不足が問題となっています。

 「高鷲の水道を見てびっくりしました。」と水道部の職員の言葉です。最低限の設備で、究極的には、安全性も確保されないまま料金だけが上がっていきます。単純に基本料金だけで申し上げられませんが、10年前は基本料金200円でした。合併前が600円、来年度は1200円となります。少量で足りる、一人暮らしのお年寄りには、この基本料金の増額は大きな負担になりますし、冬になれば高値の灯油代もかさみます。

 ですから、単刀直入にもうしあげますが、「条例を改正してでも、設備が整うまで何とか現在の料金を維持していただけないか」、という質問です。「困難であれば、短期的、中長期的構想」をお聞かせ下さい。 

 先日高鷲地域の視察に水道部長がこられた時、現状をお話しましたが、その後何度か下見に来ておられますので、その感想と対応も含めてお聞かせください。



水道部長答弁


 水道使用料については、合併協議会において7町村の上水道・簡易水道を合わせた場合の平均供給単価(1㎥あたり120円)を基本として、平成21年度より加入負担金も併せて、統一することとされ、合併時に条例化されているところです。

 使用料の具体的な調整方法については、平均供給単価よりも高い地域では、合併時に平均供給単価を適用し、低い地域においては、平成21年度に向け段階的に調整していくこととしており、現在、地域毎に統一料金を目標に調整を進めています。
 
 合併時に示された市内統一料金の考え方は、施設の規模・老朽化の度合いや維持管理費・給水人口の大小に関わらず、利用者に公平な負担をお願いするという趣旨であると受け止めています。
 
 議員ご指摘の各地域各施設の安定性の格差については、市内66箇所の水道施設の中には、老朽化が著しい施設や簡易的な施設もあり、市内の皆様には大変ご迷惑をおかけしている部分もあります。

 部としてもこの施設の差は、認識しており、不安定要素の高い施設については、今年度より管理体制を強化するとともに、修繕の必要な施設については、順次必要な修繕を行い市民のみなさまにできるだけご迷惑をかけないような安定供給に努めているところですのでご理解をお願いします。

 また、平行して財政状況や新市建設計画を踏まえながら順次改良や整備を行っていますが、全ての老朽化した施設や簡易的な施設を改良整備していくには、相当の事業費が必要であり、国の支援が不可欠であります。

 現在国は、国庫補助事業の見直しにより、統合すべきにもかかわらず、統合しない簡易水道事業には補助しないとされており、現下の財政状況を鑑みますと、今後において安心安全な水道水を安定的に供給していくためには、老朽施設の解消や簡易な施設の改良整備は、経営の健全化にも配慮し、できるだけ広範囲の施設統合事業により対処し、併せて施設数の削減を図っていく必要があると考えております。

 なお、事業を進める上では、新たな給水区域に耐える水源の確保が必要であり、長期的な計画の上に立った事業の推進と、地域住民の皆様の理解とご協力が必要不可欠でありますのでお願いいたします。


再質問
 私の地域だけが、にごり水になるかと思っていたのですが、他にもあると知り、我田引水の質問ではなく、郡上市の全体的問題なのだと知り、質問の意義を感じております。

 高鷲は明らかに上水道事業が遅れていますが、本年度鷲見地区が念願の簡易水道事業に入りました。しかし、他の地域はこれからの状態なのです。鷲見地区を標準として、事業をご検討賜りますようお願いいたします。
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農業への積極的支援(一般質問)と答弁

「農業への積極的支援」

 郡上市にとって観光産業と農業は、重要な基幹産業の一つですが、昨今食の問題がクローズアップされる中、安全で安心な食料資源が見直され、求められています。また高速道路の全線開通効果はきわめて大きく2倍の通行量になり、多くの観光客が野菜をはじめとする郡上産品を買い求めて行かれます。まさに農業やその加工業に希望の光が見えてきた感がありますが、ここで気づかされますのは、「観光とはきっても切ることができない関係にあること」と、「販売ルートさえあれば如何様にも道が開かれるのではないか」ということです。
 
 今まで農業専業者は、閉塞感の中、身もだえしてきました。高原野菜の象徴であった、「ひるがの大根」はピーク時が売り上げ11億円、それが、現在北海道大根の大量生産による市場進出などにより、6億円とほぼ半減しています。情熱を持った農業の若き担い手は、大勢います。彼らは夏イチゴ、ほうれん草やゆり、トルコキキョウなどの栽培に取り組んで、常に新たな道を模索しています。「花」の売り上げは1億円を越え、「春待ちにんじん」なども甘くておいしいと好評を得ています。若き農業者にとって、生活をすることが精一杯で安価な外国人労働者にたよることも多く、その対応に苦慮することもあるそうです。今まで考えつくされたことかもしれませんが、何とか農業をビジネスとして、給料も高く、若者に魅力ある、喜んで将来へと引き継げる仕事にできないものか。

 そんな中、生産農家にとって、最も必要だが困難なこと、如何に安定した販売ルートを作れるかということなのです。その手助けとして、ITを導入した組織的、総合的農業の取り組みができないものか。各農家、農業法人からの産物を集積場に集め、IT端末を置いて都市部との交流を一手に担い、新鮮なうちに届ける。

 さらには高級料亭や大手フードショップなどの取引を拡大し安定的な生産・販売のルートを築けないか。今までの普通の農家は生産することが精いっぱいで、農協におろすことしかなかったのです。農協を批判するつもりはありませんが、これからは自分の作ったものに値段をつけて販売する。効率的で儲かる農業につながると思います。流通のみを担当するポジションを作ること。

 さらに、ブランド化とも関連しますが、無農薬や有機栽培といった安心・安全で手間のかかる農業への取り組みも正しく評価すべきです。農薬を使ったものと同じ値段では、意味がなく、差別化が必要です。

 過日8月4・5日と、産業建設委員会で金沢市加賀野菜の取り組みを視察してきました。平成9年金沢市農産物ブランド協会を立ち上げ、10年間で生産農家558軒15品目13億円の売り上げ。加賀野菜は、平成元年、24品目を、ブランド化した京野菜を、お手本にしたのですが、本家本元は、16億円の実績だとのことです。金沢は、石川の南北から見てど真ん中で、いろいろな作物ができ、水の管理が万全で、海、山手、砂漠と様々な地質なのだとか。郡上も海は無いものの、海抜差900メートルという土地柄は、大きな可能性を内包していると思います。

 生産技術や品質維持面は県農業センターが、消費宣伝は、農産物ブランド協会が担当し、二人三脚で進めてきたということです。「最高の利益を出される方はどのくらいですか」と尋ねたところ、4人家族で2,000万円がトップだとの事。13億円を558軒で割ると一軒230万円くらいです。特別大きな額にはならないとしても、安定した収入が得られるといった利点がありますし、お年寄りがじっくりと時間をかけて楽しみながらいいものを作る場を提供できます。加賀野菜の最も根底には、篤農家がみえて始めて成り立っているともお聞きしました。わが市にも本物の野菜や果物を作るプロが見えます。そういった方々の技能と経験をお借りして、すばらしい郡上ブランドを立ち上げていただきたい。
 
 さらに、農業を支援する側、つまり行政・JA・住民がその中に入りますが、全市民の協力なくして困難な話なのです。たとえば、地元の労働力を都合よく使ってもらえるように、基本的研修の準備も必要になってきます。また、新たに農業を始めようとする人たちへの経済的負担を補う、無料もしくは、低料金での農業機会貸し出し、や管理をサポーターする制度の準備が必要。最も大切なことは、旅館、ホテルや料亭はもちろんのこと、すべての消費者の深い理解が必要になります。少々高値でも、誇りを持って、郡上産を使って消費するといった、協力が必要となります。加賀が10年、京都が20年でほぼ現在の位置を確立したといえます。郡上ブランドの10年後を楽しみにしたいと思います。

 最後に、環境の整備という観点から、有害鳥獣対策が急務です。農業者の夢が粉々に砕かれてしまうからです。えさが無くて里に下りてきているというより、明らかに熊、猪の数自体が増加しているといわれます。国への要望も含めて、各地域の現状と対策をお聞かせください。
 
 話は少々変わりますが、郡上市5周年事業で、大変興味深いグリーンツーリズムの講演、デスカッションがありました。「農水省のヒット事業」といった話もありましたが、私は、安定した農業指導者がいて始めて成立する事業だと感じました。荒廃した畑や田んぼばかりでは、農業のすばらしさを伝えることは困難だと思います。
 今、文科省の方針で小学校5年生のうちに、他校との交流を推進する事業があり、夏休み、高鷲小学校と瀬戸市原山小学校のふれあい農業体験に参加しました。瀬戸市から2時間かけて鷲見上野の農園に来て、「寒い、寒い」といいながら、楽しそうに収穫に興じていました。児童どうしは会話している様子は無いのですが、特に原山小学校児童の目は輝いていたと思います。冬には、スキー交流に来てくれるということ。
 今回の参加で、郡上の子供のほうが農業に喜びを感じていないのではないかと思うようになりました。グリーンツーリズムにかかわっている人の話の中で、郡上を離れてふと農業や郡上のすばらしさを知るようになりました、ということでしたが、郡上市の未来を背負う子供たちの目を目覚めさせる道なのかもしれないと思いました。今後、市としてどのように進めていかれるかを聞かせていただきたく存じます。


市長の答弁

 郡上市内でもよいものを作っている。これを郡上ブランドとして差別化し、地産地消するとともに外へ向けても売っていく必要がある。
 
 先般、高鷲のユリやトルコキキョウについて、岐阜クリーン農業認定の報告をいただいた。花でさえ農薬を減らし安全・安心なものということで大変着眼点がよいと思う。 

 郡上では、ダイコン、トマト、ほうれん草、スイートコーンなど他地域に誇るものがあり、最近では延年蜂屋柿や春待ちにんじんなど新たな産品もでているので付加価値を付けるとともにご指摘のようにITの活用もからめて推進したい。

 新規就農者や担い手の支援につきましては、平成19年に担い手育成総合支援協議会を立ち上げて会計研修などの事業を行ったが、今後、高齢化などによって不要となった農機具の活用などについても取り組むことを考えている。

 有害鳥獣は悩みの種である。簡易的な防護柵は中山間直払交付金事業を絡めて設置しており、恒久的な防護柵については、本年度美並地域と明宝地域で設置している。

 また、駆除の体制にも取り組んでいるが十分な対策とはなっていない。針葉樹植林による影響があると思う。奥山でのえさ場づくりなどにも取り組みたい。

 これからのことは、今年8月に委嘱した農業振興ビジョン策定委員会の中でも検討をお願いしたい。

 グリーンツーリズムについては、現在、市内でも色々な取り組みがあり、年間3万人程の体験があると承知している。また、文科省など3省連携による子供農山村漁村交流プロジェクト事業について、「いなかの学校」という受け入れ組織の整備ができた。今年は八幡小学校の子供たちが市内で体験したが、郡上の子供たちは体験が少ないと思うので、市外だけでなく、市内の子供の体験の場も広めたい。
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郡上学(一般質問)と市長答弁

「郡上学」

 地方分権が叫ばれて久しくなりますが、際立った税源移譲もなされずそれぞれの独自性のある改革にも限界がある中、先日、ある方から面白い地方自治体の本をお借りいたしました。
 
2005年に4町村が合併したばかりの長野県木曽町の取り組みですが、ちょっとおもしろい町長さんの、新たな町づくりへの挑戦といったところです。

 木曾をこよなく愛する気持ちを持ち、深い理念に根ざしていると感じ取ることができました。

 そのなかに、「木曾学」という言葉があり興味を覚えました。「木曾を学び、木曾への理解を深め、ふるさと木曾に自信を持とう」とその確立に知恵を絞ったのです。木曾といえば、木曽馬保存会、木曾義仲公、などそれぞれの地域から光る情報を集め、研究し、住民のやる気を喚起し、議会をも巻き込んだ様々な政策研究委員会ができたということです。木曾に少しでも関係する著名人、木曾を大所高所から見ている方々等を招いてシンポジウムや交流会を積極的に開催。結局は人づくり、勉強して、考える人を発掘したのです。「生き生きしている地域は自治体が「町作りの理念」を掲げて、どれだけ皆で努力するか」だとありました。

 日置市長さんから「郡上学」なるものを考えています、という提案がありました。

 どのようなことをお考えで、いかなる手法で取り組まれるのかを伺いいたします。

 合併から5年目を迎えておりますが、他の地域を理解すること、さらに理解を深めるということは、大変困難なことだと思います。

 本物の理解とは、住んで初めて得るものかもしれません。「郡上学」の確立、とそれを学ぶことにより、郡上の外に出たときに、さらに郡上のすばらしさを実感することにもなるでしょうし、他の地域との違いをみるゆとりすら培われるのではないでしょうか。地方自治を自然に学ぶことにつながるものと信じます。

 この提案に大いに賛同するものでありますが、市民を巻き込んだ盛り上がりのある取り組みを期待いたします。

 ある地域の話ですが、PTAで地域のカルタをつくり小学校に寄贈しました。子供たちはカルタを通じて地域を知っていくことと思います。

 さらに保育園の絵本を作成したり、考えてみてはいかがかとも考えます。



市長答弁

 厳しい地域の社会経済の状況の中で、郡上に住む私たちが郡上を知り、郡上に誇りと愛着を持って、困難な状況の中でもなんとか自分たちでこれからの郡上の地域づくりに取り組む力を培っていきたいと考えている。

 その一つの基本になるものが郡上学。郡上を知り、郡上とはどういう状況なのか、過去はどうだったか、現在はどうなのか、そしてこれからの郡上を築いていくために如何にすべきかということを、単にいろいろな感情に基づいた嘆き節をいうのではなく、客観的に色々なことを学びながら地域づくりのエネルギーを培っていきたいということで、郡上学を提唱し、その具体的な手法を模索している。

 郡上学提唱の背景には、かつて、二十数年前に静岡県掛川市で「掛川学」を生涯学習の中心に据えて地域づくりをされた新村市長がおられた。こうしたとりくみを学び、「郡上学」を提唱しており、新年度からいくつかの具体的な動きをはじめていきたい。

 「郡上学」の基本的考え方は、この郡上市には郷土研究科や、造詣の深い方々がいるので、まず郡上に関する歴史とか文化だけでなく経済、産業、福祉、医療、交通について研究している人材や研究のリストアップをしなければいけないと思っている。

 教育委員会で行っている生涯学習、社会教育の分野や或いは学校教育においても郡上学というものを組み込んでいく必要があると思っている。

 郡上で生まれ育った子供たちが郡上の歴史について分からない、それぞれの地域によって色々バリエーションはあるが、郡上おどりも踊れないということではいけないといった意味で、子供たちに基礎教育としての郡上学というものがあり、大人はこれからの地域づくりに取り組んでいくための郡上学というものがあるだろうと思っている。

 現在、教育委員会で基礎的な情報収集をしているが、一つ一つ積み上げながら、単に行政だけではなく、市民全員の、市民一人一学、或いは一郷一学として一つの郷里に一つの学問というものを打ちたてながら、皆が誇りを持って郡上の地域づくりを進めていけるようにしたい。

 地域のふるさとカルタとして有名な群馬県の上毛カルタを例に、岐阜新聞の素描欄で平成16年に岐阜県でも飛騨・美濃ふるさとカルタの作成を提唱した。賛同があれば、合併した郡上の一体性を確保するという意味でも、たとえば郡上ふるさとカルタというものを市民総参加で作るというのも一つの考え方と思っている。
posted by 森よしと at 20:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

公立図書館(一般質問)と答弁

「公立図書館―人つくりの城」

 地域懇談会の中や今までの一般質問の答弁のなかに、H21年度公民館体制への移行の話がありました。様々な問題がある中で私は、図書館のあり方についてお聞きします。
 現在「図書館法」の下、郡上市旧7カ町村の図書館はNET網で整備され、地域で見つからなくても、蔵書の多い図書館から捜し求めることができる様になっています。
 蔵書の数は、八幡6万冊、大和2,5万冊、白鳥が最も多く10万冊以上、高鷲1,8万冊、美並2,5万冊、和良0,5万冊、明宝0,32万冊、トータルダブりも含んで23,62万冊。
 活動として、出前図書、学校文庫なども月2回、読み聞かせ授業を小学校に取り入れるなど、活発な活動を展開しています。
 今年は、八幡、白鳥を本館として、その他は分館という扱いになっているとお聞きしましたが、今までとは違い分館で購入できる図書は児童書のみとなり、母親の楽しみとする雑誌類の予算はカットされたそうです。
 「図書館法」では、著作権の問題などをクリアーして、本のコピーも許可されているとの事。
 かく云う私、「読書」に目覚めたのは、大変遅く、もったいないことをしたと反省している一人ですが、「読書」を通じての教育を大切にされる方は大変多いことを知らされました。
 この質問に際し、最近目を見張る「フィンランドの教育」に関連する本を貸していただきました。国を挙げてのとりくみが大切であることはもちろんですが、「社会に出て役立つ教育」を目指し、「読書」の必要性を説いています。
 その中で、図書館を数の面でも充実させ、「自ら学ぶという行為」を社会全体で支えているのです。わが市にも当然当てはまることと思います。
 いずれにしても、公民館体制への以降後、図書館の位置づけは大切だと思いますので、「図書館法」の適用も含め、どのようにお考えかをお尋ねします。


教育長の答弁

 新公民館体制と図書館を一体的に考えて進めていきたい。具体的には、来年度以降、しろとり図書館を中央館、はちまん図書館を分館、その他の図書館を分室とし、できるだけ図書館の役割や機能を果たせるようにしていきたい。
 当初、二館体制というのもあったが、子供たちの読書活動とか、市民の皆様方にできるだけ読書を推進することから、本に親しめる場所が必要ということで、分室を考えている。
 図書館の情報システムを使用することにより、中央館・分館・分室で連携して検索等も容易にできるようになる。また、すべての蔵書を2館に収容することは、事実上不可能なため、分室の体制としていきたい。
 実際の運営については中央館が北部、分館が南部を所管し、図書館の情報システムを使いながら便宜を図っていきたい。具体的な開館時間や人員配置については全体の体系の中で検討していきたい。


再質問

 福島県東白川郡矢祭町の「もったいない図書館」の取り組みといった記事を目にしました。
 活動のきっかけは、町民図書館が無く、町民の要望であったこと。さらに、「もったいない運動」が起こったのをきっかけに、図書寄贈の呼びかけを提案。
 「パートナーシップで作り上げる新しい図書館づくり」を目指し、商工会、建設部会、各種団体、役場職員、PTA、婦人会、青年部、町会議員191名が分類作業にボランチィアーで参加。2007年8月には、寄贈図書40万冊を越え、受け入れ停止。10月3日来館者1万人を突破、10月28日「読書の町ー矢祭町」を宣言。
 キーワードは、パートナーシップの町民作り。皆で作り上げれば、自ずと足が向き、賑わい、本に触れることも多くなると思います。公民館体制への何らかのヒントになると思います。
 また、振興事務所との兼ね合いで、場所についても見当を要すると思います。








posted by 森よしと at 19:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

不登校と答弁(一般質問)

「不登校」について
 
 先日、高鷲中学校の運動会の開会式に出席をしたのですが、今から30年以上前の私の中学時代とは、かなりの違いを感じざるをえませんでした。挨拶も校長先生と生徒代表のみで、かなりシンプル。生徒数が少ないことも原因しているのかとも感じました。 
 今年、私の高校の同級生が高鷲中学校の教頭先生として赴任、久しぶりに会うことができました。
 また、教育委員会からも同級生が来ていて、あたかも同窓会のようでした。
 どんどん教頭先生に抜擢される友人が多くなり、学校の大変重要な「要」の位置を占めてきたのだと思うと同時に、教育に関わる様々な問題がわれわれの世代の責任でもあるのだと思いました。
 今後、校長先生など重要なポストに着かれると思うのですが、苦労は買ってでもして立派な教育者をなられること、さらに政治、行政の場にも貴重な声を届けていただきたいと思いました。
 ほぼ10年前になりますが、これまた私の同級生の言葉にハットさせられたのです。教育をビジネスと捕らえがちなタイプではありましたが、
 「不登校になって困っている児童生徒がいる。そういった子供たちの塾を始めたいのだが、行政からの支援を受けられないものか。」というのです。
 いつから「不登校」という言葉が使われたかは分かりませんが、「登校拒否」とは違い、学校でのいじめ・家庭での精神的ストレスによる心身的不調状態のため学校へ行けないという、言葉として使用されるようになりました。
 こうした目に見えない問題こそ行政が取り組むべきものだと思ったのです。
 また、障害を持つ児童生徒の就学は時代とともに改善され、1979年には養護学校の就学が義務化されました。特別支援教室や院内学級の充実により、発達障害のある生徒の後期中等教育への進学率もアップしています。様々な事情はありますが、今現在の郡上市の不登校の現状をお伺いいたします。



教育長の答弁
 
 平成19年度の状況は、年間、30日以上病気などの理由以外で欠席した児童生徒数は、小学生7人(全体の0.5%)、中学生30人(全体の2.0%)。
 平成20年度も4〜7月で小学生2人、中学生18人でほぼ同じ状況である。不登校の理由は、個々に違いがあり、断定できないが、人間関係の不安や、学習・活動への不安などいくつかの要因が複合している。
 今後の対応として
 1、学習や人間関係の悩みの相談に応じて早期に対応することで不  登校をふせぐ。
 ・学級担任と養護教諭が連携して、心のなやみの相談
 ・全中学校に相談員(市費9名)を配置しすぐに悩み相談や話し相  手になる
 ・学級担任が家庭訪問をして保護者と連絡を取り合う
 2、不登校の傾向を示す児童生徒の学校生活での不安の解消に努め  る
 ・学校全体で子供の変化を見逃さない指導体制、教育相談体制の確  立
 ・スクール相談員8名(県費)が各学校に出向いて専門的な立場   で児童生徒や保護者のカウンセリングを行う
 ・担任などが家庭訪問をして本人の相談に応じる
 3、不登校の状況の児童生徒に対して学校への復帰を目指す
 ・郡上市適応指導教室(スマイル)を設置、教育相談や集団への適  応力を培うために個に応じた支援をしている
 ・指導員1名と相談員1名を配置している
 ・スマイルには4名が通級している

再質問

 私の知っている不登校だった子が、友人の塾へ行って勉強し、いまや社会人として立派に活躍しています。
 その子には学びの場が必要だったのですが、最も大切なことは、母親が、社会に溶け込み、その子も社会に支えられて、見事に復帰したのだと思います。
 現実を世に知られることは決して恥ずかしいことではなく、皆で子供の将来を願い暖かく接してあげることが極めて大切だと思います。
 この質問の為、教育委員会をたずねたのですが、統計として出しにくい問題であり、なにより繊細な問題ゆえ公表できないということでしたが、教育委員会では、しっかり把握をしているとのことでした。 ご家族のことを配慮しての対応だと思います。そのことをとやかく言うつもりはありませんが、最も大切なことは、子を持つ親たちが恐れず勇気と本当の愛情を持ってほしいと思います。
 そういった家庭が遠慮なくすごせる暖かい郡上市になるよう努力します。
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郡上市議会定例会開会

 9月12日から、郡上市議会定例会が開会いたしました。平成19年度予算決算認定が中心となります。
 昨年の予算編成時を知らない私には、しっかり読み込む必要があります。
 もうすでに、次の予算に向けてスタートしたということにもなります。
 一般質問は、9月16日、17日、18日となり、私は14番(15人中)バッターで3日目となりました。 
 郡上ケーブルテレビでは、平成20年9月25日(木)、28日(日)両日の午後8時少し前に放送されますので、ご感想をお聞かせ下さい。
 そして、様々な情報をお待ちしています。気がつかたことを、郡上市議会の場にもって行きます。不平不満、小さなこと、要望、なんでも結構です。 
 郡上のため、子供たちの未来のためお寄せください。皆で作り上げていきましょう、愛する郷土を。
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「敬老の日」に思う

 9月14.15日と、各地でお年寄りを敬う「敬老会」があり、出席いたしました。出席される方は、75歳以上ですが、出てこられるだけあって元気そのものです。段度って下さった自治会の皆さんには、心より敬意を表します。
 かつて、傷痍軍人(戦争で負傷し帰還した兵隊)の故・天池さんから、「敬老の日」の謂れを教えていただきました。
 「美濃の地は、親孝行で有名な土地で、養老年間の717年、当時の元正天皇が美濃のあるの地を訪ねた折、一人の貧しいきこりの青年が、年老いたお父さんにせめて酒を飲ませてあげたいと願い生活をしていました。
 ある日、川の上流を歩いていたら足を滑らせ、滝つぼに落ちてしまいました。
 ふと気がつくと上から落ちてくる水が、お酒に変わっていたのです。
 それを家に持っていくと、お父さんは、大いに喜んで和気藹々と生活をしたそうです。 
 元正天皇は、親孝行の息子をお褒めになり、老いを養う水とし地名と年間を養老としたのです。」
 養老の滝の話です。ここから、敬老という言葉が生まれたと言うことでした。お年よりは、いろんな知恵や知識をお持ちなのです。今はなき天池先生を思い起こす日となりました。
 私の父は、昨年2月20日に他界し、あと一年で敬老会にも参加できたのですが、74歳という、今日ご出席の皆様から見れば、早すぎる死となりました。力いっぱいに駆け抜けた人生だったと思います。
posted by 森よしと at 16:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月05日

9月4日

最近、朝15分の掃除や草むしりをする。結構汗を流しながら、終わるころには充実感すら味わう。
 雑草は力強い。3日も前にひとつ残らず取ってしまったはずなのに一雨すれば次の芽がでて、絶えることが無い。
 今年は、田んぼ(7畝ほど)に米を作っている。家族の食べる分くらいと思い、また、植物を育てる楽しみを味わおうと思い始めた。だが、私一人ではなんともならず、結局母や林岩男おじに助けてもらっている。いや、全部やっていただいているのが現状。ありがたいことに、今年は、多くの実を結びそうだ。台風だけは来ないでほしい。農家の切実な願いも感じつつ。春先の田植え時期がうそのように成長した。この間私は如何様に変わったのだろう? 米のようにすくすくと? 雑草のように力強く? 自然には学ぶことが多い。自然は第二のバイブルなり。
posted by 森よしと at 23:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

9月2日

今日は、一年前の自分を思い出してみた。参議院選挙をお手伝いした後、藤井事務所を辞め自分の選挙に専念するのだが、経済的に厳しい生活に突入した。収入は雇用保険の月18万円前後。子供たちを抱えて大変厳しいものだった。「生活もできないものが、何故議員として人のために働くことができるのか?」という批判も承った。甘受するしかなかった。
 私は、去年48歳。人生最後の転換を決意した。わが愛する郷土郡上のために、今まで国政に関わってきた経験を生かしたいと考えた。私には、政治の道しかない。郡上でこういう人間も珍しい。しかし、どうみても賭けだった。郡上市議会議員となり、去年の自分とは大きく変わっているように感じる。読む本の幅も広がった。地方自治関係の情報がスムーズに入ってくるようになった。去年は自分の新聞をつくるにもネタが無かった。政党間の争いとか、国政選挙のことは少しはわかったつもりでいたが、住民の生活、声まだは聞こえなかった。少しだが、議会を経験し視線が変わりつつある。
 さらに、議員の給料がここまで少ないとは、身にしみる。多くは無いとは知っていたつもりだったが、生活ができない。「生活もできない人がなぜ議員になって世のために生きる事ができるのか。」という言葉が身にしみる。しかし、これは郡上市の問題でもある。他の自治体と比べてもわが市は極めて低い。この様な状況で若く将来の為になろうという青年の出現を望むことは困難だと思う。私には、ある意味若い人達の道を作る責任があるとも考える。生活費を作る道も検討中である。49歳にしてどんなことでも挑戦してやるという強い決意は今も揺るぐものではない。12年経てば60歳、さらに12年経てば72歳。私の人生もそのあたりがゴールになるのではないかとおもう。
 体力をつけることに時間を注ぐことも大切な事。メタボリックシンドロームの私は運動をし特に体に注意すべし、と思っている。
posted by 森よしと at 23:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

9月1日

毎年この日は、9月18日の鮎走白山神社秋の祭りに向けて、太鼓と笛の練習の音色が聞こえてくる。今年もいよいよ夏が終わり、秋の季節を迎えまた。祭り保存会のみなさまには心から感謝申し上げます
 私も小学校1年生のとき、「神楽」の舞に参加させていただいた。何がなんだかわからず嫌だった。今思えば貴重な体験だった。息子も選んでいただいたが、親として誇りに思えた。ネリも含め、神社の伝統を引き継ぐことは、大変なことだ。昨日の寒水の掛踊りは、老若合わせて役者が130名だという。祭りを中心に地域がまとまっている
すばらしいと思うのだが。
posted by 森よしと at 22:25| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8月31日

市制施行5周年の記念事業が開催された。各種功労者表彰、そして明宝寒水の伝統芸能「掛踊」が披露された。国選択民族芸能、県指定重要無形民族文化財に指定されている。
 記念事業として、「グリーンツーリズム」の講演並びにパネルヂィスカッションが行われた。「グリーンツーリズム」とは、農村や漁村での長期滞在休暇。都市住民が農村などでホームステイして、農作業を体験したり、その地域の自然に親しむ余暇活動。
 郡上でも先駆けて取り組んでおられる方がいる。名詞だけは交換したが、いろいろ教えていただきたいと思う。
posted by 森よしと at 22:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

8月30日

白鳥ふるさと創造館において、白鳥町国際交流協会とNPO法人上游会デルゲルフー基金の主催で「大草原からのメッセージ」と題し、モンゴル及びチベット留学生の歓迎会が開催された。私は30分ほど遅刻したのですが、小谷茂氏の講演は大変興味深く、ひきつけられてしまった。モンゴル民族といっても内モンゴル(中国モンゴル自治区)、外モンゴル(独立国)、ブリアートモンゴル自治共和国(ロシア領)と3地域に分かれている。今回はペキンオリンピック前から物議をかもし出していたチベットからも3名参加。ダライラマの話やら、ペキンオリンピックの民族衣装の問題やら、高鷲のひるがの高原の板橋地区の「まみず山荘」で2部の懇親会が行われたのですが、生生しい国際情勢にも触れた。小谷氏の話の本質は、「今日本で活躍しているモンゴル力士が有名であるが、その他の人々はきわめて貧しい生活を強いられている。10年間も同じ下着や衣服を身に纏って、垢と穴だらけ。そういう子供たちを1人でも助けてあげてほしい。」という話だったと思う。さらに、「モンゴルを旅たつときは、二度と帰ってくるものかと思うのだが、少し時間が経つとまたモンゴルに向かっていた。」ともいわれた。私も司馬遼太郎先生の「街道をゆく」でモンゴルの風景に僅かですが触れたことがある。「満天の星、大草原から見る夜空はこの世のものとは思えない。」とあった。さらに、日本のルーツはモンゴルである。韓半島を下って、今の日本民族がスタートしたと言い切っておられた。(チベットという学説もあるが、いずれにしてもあのあたり。)
 5時からの懇親会は楽しかった。というより新鮮であった。5時間くらいがあっという間に過ぎ去ったように思う。実は、私は5月に鷲見上野在住の古橋武さんと出会い、ゲル(モンゴルの移動式住居)を立てた。そのときも岐阜大、富山大のモンゴル留学生が来て、一緒に語り合ったので、今回が2度目と言うことになる。
 モンゴル式の歓迎で歌を二人の女性が歌って、度数38度のお酒をいっきに飲み干す。このお酒は、馬乳からできていて味はおいしいのだが何といっても38度、体中が熱くなった。ビールで乾杯をした。彼らにとってビールはかなりおいしいらしい。25〜30歳といったところ。向こうの大学を卒業後、日本の大学で学ぶ。頭のいい子ばかりで、将来は国を背負うエリートである事は間違いない。こういった場を通じ、将来彼らと違った場で会うこともあるだろうと想像を膨らませると楽しい思いもするが、むしろ日本の未来が不安になる。ハングリー精神を持ち、世界中どこでも行こうとする彼らのパワーをみると、これほどの若者が日本にいるだろうかと思うのだ。日本は物には恵まれすぎている。どこからハングリー精神を見つけるか、世界の人々との交流を通じて自らを知るしかない。
 古橋武先生に感謝を申し上げたい。とにかく一度はモンゴルを訪問したいと願っているが、先立つものが無いというのも現実。
posted by 森よしと at 21:18| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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